スーパーで感じた違和感

最近、スーパーに行って思ったのだが、単に野菜の名前と値段が書いてあるだけではなく、例えば「お鍋にどうぞ」などその用途まで書いてある。

その店舗の商売のうえでの工夫といえばその通りなのだろう。

しかし、私にはそれよりも、消費者の「何に使ったらいいのか分からない」という可能性を感じる。
豊かな社会で育った人々、親世代による至れり尽くせりの生活、そんな人々が親になったとき、料理は一体どうすればいいのか、何でできているのか、分からないのではないか?そのため、店側がこうすればどうですかと丁寧に教えてくれているのかもしれない。いや逆にそうしなければ売れないのかもしれない。
杞憂かもしれないが、私にはそれが社会の恐ろしい劣化の兆しを感じるのだが…